GPT Image 2.5とは
GPT Image 2.5は画像の新規生成と、入力画像を使った編集に対応する画像モデル群です。公式資料にはFlare(速度重視の小型モデル)とSunburst(品質重視の標準モデル)の2種類があります。両モデルとも参照画像を使った編集や透明背景に対応します。この記事のモデル名と設定はOpenAIの画像プロンプトガイドに基づきます。
FlareとSunburstをどう選ぶか
- Flareから試す: アイデア出し、複数案の試作、反復編集。必要な見た目を十分に満たすか確認します。
- Sunburstから試す: ブランド素材、細部の厳密な編集、完成画像。参照画像の保持と仕上がりが要件に合うか確認します。
公式ガイドでは、Flareは速度重視、Sunburstは厳しい品質要件向けと案内されています。案件ごとに同じ指示文、参照画像、出力サイズ、品質設定で比較し、納品基準を満たすモデルを選びます。同じqualityの名前でも両モデルの画質や処理時間が同一になるわけではありません。
指示文は「変えるもの」と「守るもの」を分ける
新規生成では、被写体・構図・スタイル・用途・制約を明確にします。編集では、変更点に加えて維持すべき要素を指定します。長い形容詞の列より、検収できる条件を優先します。
商品写真をもとに横長のバナー画像を作成。商品の形とラベル表記は維持し、背景だけを明るい室内に変更。商品を左側に置き、右側に見出し用の余白を確保。余計な文字やロゴは追加しない。
一度で全条件を変えず、結果を確認してから「背景だけ」「照明だけ」のように小さく修正すると、改善した箇所を判断しやすくなります。文字を画像内に入れる場合は、指定した文言をそのまま書き、生成後に誤字や欠落を目視確認します。
APIで設定する主な項目
画像生成APIの公式ガイドでは、モデルにgpt-image-2.5-flareまたはgpt-image-2.5-sunburstを指定できます。qualityはauto、low、medium、high、xhigh、max、sizeはautoまたは対応する解像度を指定します。透過素材ではbackgroundをtransparentにし、PNGまたはWebPで保存します。これらはAPI向けの設定で、ChatGPTの画像生成画面に同じ項目が表示されるとは限りません。
単発の生成や編集にはImage API、会話の流れで段階的に編集する仕組みにはResponses APIが案内されています。API利用には別途APIの利用条件と料金が適用されます。ChatGPT側の画像生成の提供状況は契約プランやワークスペース設定によって異なるため、利用中の画面と公式案内を確認してください。
納品前のチェック
- 参照保持: 人物、商品、ロゴ、配置など、変えてはいけない要素が残っているか。
- 文字: 誤字、重複、欠落、読みづらい小文字がないか。
- 透明背景: 縁、髪、ガラス、影に不自然な白残りがないか。
- 用途: 実際の掲載サイズに縮小しても重要な要素が読めるか。
比較時は毎回同じ評価項目を使い、品質の不足が具体的に見つかった場合だけモデルや品質設定を上げると、時間と費用を管理しやすくなります。